生産管理システム・クラウド型EDIサービス|Factory-ONE 電脳工場の「エクス」

海外でのシステム導入 - 4 - 「タイでの導入事例」
ー C.S.I. (THAILAND) Co.,Ltd.


 サワディー・クラップ!(タイ語で「こんにちは」)
今回は海外企業向け生産管理システム『Factory-ONE GL(R1.0)』を実際にタイで導入されている企業の「生の声」をご紹介したいと思います。



 インタビューにご協力頂いたのは、タイを拠点にして、電子部品の製造と販売を行われているC社様です。C社様のシステム導入は当初の想定より時間を要し、現在もまだ使用できていない機能が一部残った状態ですが、ご協力を得ることができました。今回のご経験を元にした「タイ(や海外で)生産管理システムを導入する際に考えておきたいこと」について、一部抜粋してご紹介させて頂きます。(全文は、弊社「C.S.I.」ウェブサイト にてご確認ください。)


従来業務とは別の「システム導入プロジェクトチーム」を考慮すべき
 従来のビッチリとした業務を継続したまま、システム導入のプロジェクトを並行して始めてしまったので、当然、メンバーへの負荷がかかりました。プロジェクト体制のリソースを考慮した時間を組んで、従来の業務負荷を変えてから進行するべきだったというのが反省点です。特に、ローカルスタッフによるチームのリーダーを立てる場合は、全ての業務の流れや製造の工程を分かっている人物を、従来の業務をフリーにして、リーダーにすべきでした。

ローカルスタッフの国民性や気質を考慮し、業務とパッケージのFittingをしっかりと行う
 システム導入前に、 現在の業務をどこまでシステムに合わせていくのか、業務を変えるのか変えないのか、そのような検討をしっかりと行っておく必要がありますね。また、ローカルスタッフ達は、本当にこの操作ができるのか、安易に自動化を行ってしまって良いのだろうか、そのようなところまで考えた方が良いのではないでしょうか。

業務のルール化で、システム活用の見込み
 自由度が大きい生産管理体制のために、パッケージタイプの生産管理システムに業務を合わせづらいという現状があります。業務の運用方法を取り決めてルール化し、システムのカスタマイズなどをすれば、まだ使えていない機能も徐々に使えるようになってくるのではないかと考えています。


 ~その他のご紹介しているトピック~ タイでの導入事例インタビュー<全文はこちらから>
  >『Factory-ONE GL』導入の目的と現在の状況
  >『Factory-ONE GL』の魅力は、「分かりやすさ」
  > 導入時の苦労から学ぶ~プロジェクト体制確立の必要性
  > タイ(や海外で)生産管理システムを導入するためのアドバイス
  > 今後の展望

C.S.I. (THAILAND) Co.,Ltd. プロフィール

 拠点であるバンコクを中心にソフトウェア開発・導入支援の実績をもち、2020年に創業30周年を迎える独立系IT企業。『Factory-ONE 電脳工場』シリーズの海外サポートパートナー。http://www.csigroups.com/

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