「あの会議で会社変わったよな」と呼べる会議を
あなたは会社人生で何回経験しましたか?
― 株式会社すごい会議どすえ 石田一眞様
私は普段「すごい会議」という会議システムを用いて組織が今の延長線上にない成果を出すサポートをしています。
私は会議は経営そのものだと考えています。
・会社が何を目指すのか?
・コロナ禍で何を問題として、どのような方向性を目指すのか?
・どんな取り組みを実行していくのか?
全て会議(または会話)を通して行われます。その意味で、会議は経営そのものというわけです。
では、「会議の効果的なやり方とは何か?」について学んでいる人がいるか?というとそんなにいません。
そもそも会議とは何をする場でしょうか?
- 認識を揃える
- 方向性を統一する
- 問題を共有する
- 問題解決をする
- 情報を共有する
など色々ありますが、会議とはすなわち「意思決定をする場」です。
意思決定のない会議は会議ではありません。現状の数値を報告し、みんなに共有し、叱咤激励を行う。これはメールで完結できます。わざわざ全員の時間を揃えて集まる必要はありません。「意思決定」とはすなわち行動変容です。会議前と会議後で会議があったことで行動が変わることが会議の目的です。
では、「意思決定とは何か?」
どんなにIQが高くても仕事ができても「意思決定の3割以上は間違える」と言われています。唯一正しい答えはないですし、日々状況が変わっていく中で前提条件すらどんどん変化していきます。そんな状況下でどのように意思決定すればいいのでしょうか。
意思決定の特徴として
・正しい答えは存在しない
・明確であればあるほどいい(曖昧な意思決定では行動が起きない)
・決めた時点ではそれがうまくいくかどうか分からない
というものがあります。
そのため「曖昧さの中でチームとして前進する力」というものが非常に重要になります。決めた時点でうまくいくかどうかわかりませんから、当然「それってこういうリスクありますよね」「こっちの方がいいと思うんですけど」と言った意見はあり得ます。みんなでご飯焼肉にいく!と決めたのに「あーお寿司の方が良かったなぁ」という人がいると焼肉が盛り下がります。焼肉というご飯を最高のものに一人一人がしようとしてこそ、楽しい時間が約束されます。
つまり「どうやって物事を意思決定するのか」という意思決定の手順をまずチームごとに明確にしておくことが会議では重要です。
- あなたの出ている会議では意思決定がなされていますか?
- 会議終了後すぐに参加者の行動が変わっていますか?
- 会議における意思決定の手順は決まっていますか?
1つでも「YES」がない場合は、会議のあり方を見直してもいいかもしれません。
・・・
株式会社すごい会議どすえ(https://sugoikaigidosue.jp/)