Coffee Break~コーヒーの話~
前回のコラムで、ホテルまで到着しましたね。ここで、少し一息!Coffee Breakしましょう。Coffeeにまつわるお話をします。
「出張先でLet's take a coffee break!」
仕事の合間など少し時間が空いた時にコーヒーを飲むと、リラックスできたり、良い気分転換になりますよね。海外でも、現地の人に混ざりカフェでコーヒーを飲んでみましょう。
さて、日本でコーヒーを注文する際、「ホットください」や「ブレンド一杯!」と言えばだいたい通じますよね。でも、海外で「Hot please!」や「Brend one!」では通じません。そもそも海外では、ブレンドコーヒーたるものはメニューにないことが多いのです。コーヒーを飲みたい場合は、「I'll have a black coffee please.」と頼みましょう。大抵の場合、コーヒーといえばホットと認識されるので、あえてHotと言わなくても大丈夫です。逆にアイスコーヒーを注文する場合は、しっかりと「Iced coffee, please!」と言いましょう。
また、コーヒーを注文した際に、英国では「Black or white?」と聞かれることがあります。この場合の「White」というのはミルクのことで、Whiteと答えるとミルクを入れてくれます。セルフサービスの場合でも、ミルクを加えるために少し控え目に淹れてくれたりしますよ。同じミルクのことでも、米国では「With milk?」というように聞かれることがあるので、国によって様々な言い方があることを知っておきましょう。日本によくあるコーヒーフレッシュも「Coffee fresh」ではありません。大抵は「Creamer」と呼ばれ、粉末タイプのものが多いです。
さらに、オーストラリアとニュージーランドでは独特の呼び方のメニューがあり、「Long Black」や「Flat White」と書かれていることがあります。「Long Black」はお湯にエスプレッソショット2杯を足したもので(かなり濃いです)、「Flat White」はカフェラテに似ているものの、スチームミルクの泡の部分がラテよりも少なく、ミルクの分量が少し多いものになります。
最近は、東南アジアなどでもカフェ人気が高まっていて、欧米の有名チェーン店の他、地元のローカルブランドなどもたくさん出てきています。実はタイやベトナムでは多くのコーヒー豆が生産されているので、ローカルブランドのコーヒーを試すのもオススメです。また、昔から東南アジアではコーヒーにコンデンスミルクをたっぷりと入れた甘めのものがポピュラーなのですが、私はこちらもなかなかおいしいと思います。最初はとても甘く感じるのですが、慣れてくると急に飲みたくなったりするので不思議です。
国が変わると、コーヒー文化もそれぞれ違います。ぜひ出張先で新しいコーヒーを発見してくださいね。
それでは、Have a nice coffee break!
関西Actualizers(アクチュアライザーズ) プロフィール
2015年4月設立。経験を通じて、「海外留学や海外生活を考えている人たちの背中を押したい」と考える関西のグループです。 海外生活をする、外国人を迎え入れることにあたって知っておくと良い事や役立つ情報などを発信しています。
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