イギリス英語とアメリカ英語の違い③
今回も、「イギリス英語とアメリカ英語の違い」というテーマで、お話します。
その前におさらいです。「歩道」はイギリス英語、アメリカ英語、どう表現するでしょうか。(答えは最後に)
なお、前回までの内容を復習されたい方は、下記サイトをご覧ください。
イギリス英語とアメリカ英語の違い① イギリス英語とアメリカ英語の違い②
前々回、アメリカ英語とイギリス英語は『単語そのものが違う』というお話しをしましたが、単語は一緒でも『綴りが違う』場合もあります。
日本語 | イギリス英語 | アメリカ英語 | |
---|---|---|---|
1 | 色 | colour | color |
2 | 味 | flavour | flavor |
3 | 隣人 | neighbour | neighbor |
4 | 劇場 | theatre | theater |
5 | 中心 | centre | center |
6 | 分析する | analyse | analyze |
7 | 麻源する | paralyse | paralyze |
8 | ラベルを張る | labelled, labelling | labeled, labelling |
9 | 旅行した、旅行している | travelled, travelling | traveled, traveling |
10 | 小切手 | cheque | check |
パターン1(上記1~3):(英)-our、(米)-or
パターン2(上記4、5):(英)-re、(米)-er
パターン3(上記6、7):(英)-yse、(米)-yze
パターン4(上記8、9)/動詞を進行形・過去形にする時、動詞の語尾(L)の前に母音を持つ場合:
(英)-lling, -lled<ダブルL>、(米)-ling, -led<シングルL>
パターン5(上記10)綴りが全く違う単語もある:(英)cheque、(米)check
といったパターンがあります。
オーストラリア、ニュージーランド、カナダはイギリス式の綴りを使います。第一言語を英語とする国の多くはイギリス式なので、アメリカ式だけ少し違うということになります。一見、アメリカ式がスタンダードと思いがちですが、実際はその逆なのです。
☆おさらいの解答『歩道』:(英)pavement、(米)sidewalk になります。
次回もアメリカ式が異なる点について、お話しします。
関西Actualizers(アクチュアライザーズ) プロフィール
2015年4月設立。経験を通じて、「海外留学や海外生活を考えている人たちの背中を押したい」と考える関西のグループです。 海外生活をする、外国人を迎え入れることにあたって知っておくと良い事や役立つ情報などを発信しています。
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