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映画をみて使えるフレーズ<5>
“プラダを着た悪魔”③


今回は、映画“プラダを着た悪魔”から私のお気に入りのシーンをご紹介します。これまでの内容を復習されたい方は、下記サイトをご覧ください。
https://www.xeex.co.jp/column/eng/52 https://www.xeex.co.jp/column/eng/53


<開始 約56‘56>
アンディが仕事の忙しさから彼氏(ネイト)とギクシャクして、それをナイジェルに少し愚痴をこぼしているシーン。

Andy:It’s a busy day. And…my personal life is hanging by a thread, that’s all.
(忙しくて・・・プライベートももう危機的で。それだけよ。) Nigel:Well, join the club. That happens when you start doing well at work, darling. Let me know when your whole life goes up in smoke. That means it’s time for promotion.
(そういうものだよ。仕事でうまくいき始めるとそうなっちゃうのだよ。君の生活がダメになったら、僕に教えて。昇進の時期だよ。)

☆仕事が忙しくなると、プライベートがおざなりになって、アンディのような状況になることもありますよね。ワークライフバランスといいますが、人生で仕事への比重が大きくなる時期はあると思います。この映画が公開された当時の若い自分と少しだけ?重なる気がして、お気に入りのシーンです。

●「hang by a thread」とは、一本の糸でぶら下がっているということから、「ぎりぎりの状態」という意味です。「join the club」は直訳すると「クラブに入れよ」ということですが、「同じく」「同感」「賛成」という意味になります。このシーンでは、「同感」と同調するというよりは、アンディの状況を理解しているよ、という感じに解釈できます。

<開始 約1:36’41>
アンディがミランダへの裏切りの計画に気づき、それをミランダへ知らせようと必死に頑張った後のシーン。

Miranda:But I was very, very impressed by how intently you tried to warn me. I never thought I would say this, Andrea, but I really… I see a great deal of myself in you. You can see beyond what people want, and what they need, and you can choose for yourself.
(でも、あなたが私に必死になって忠告しようとしてくれたことにとても感動したわ。私がこんなことを言うとは思わなかったけど、アンドレア、私、あなたの中に私自身が見えるのよ。あなたは、人が何を求め、何が必要なのか以上のことを分かっていて、あなた自身に決断することができる。) Andy:I don’t think I’m like that. I. I couldn’t do what you did to Nigel, Miranda. I couldn’t do something like that.
(私はそんな人間だとは思いません。私は、あなたがナイジェルにした事はできません、ミランダ。あんなことは。)
Miranda:Hmm. You already did…to Emily.
(あら、あなたも同じようなことをやったじゃない、エミリーに。)
Andy:That’s not what I… No, that was, that was different. I didn’t have a choice.
(でも、あれは・・・違います。仕方なかったから。)
Miranda:Oh, no, you chose. You chose to get ahead. You want this life, those choices are necessary.
(いいえ、あなたの決断よ。前に進むことを選んだのよ。あなたがこの生活を望むなら、このような決断は必要なのよ。)
Andy:But what if… this isn’t what I want? I mean, what if I don’t wanna live the way you live?
(でも、もし・・・私がこの生活を望んでいなかったら?つまり、あなたのような生き方を私が望まないとしたら?)
Miranda:Oh, don’t be ridiculous, Andrea. Everybody wants this…. Everybody wants to be us.
(まあ、馬鹿なことを言わないで、アンドレア。誰もが望んでいるの。みんなが私達みたいになることを望んでいるのよ。)

☆このシーンの後、アンディは自分の大切なものにやっと気づき、ミランダの元を去ります。この最後のところで、「Everybody wants to be us.」、「us」と言っていることから、ミランダは本当にアンディのことを認めていたことが分かりますよね。そうやって認めて貰えたことが分かっても、お互いの価値観の違いからアンディは仕事を辞める決意をしました。アンディは、ミランダから取りつかれるようにかかってきていた携帯を噴水に投げ込むのですが、そのシーンが本当に爽快でお気に入りです。実生活でも真似してみたいですね。

<開始 約1:41‘44>
ミランダの元を去って、新聞社の面接を受けるシーン。

Andy:Learned a lot. In the end, though, I kind of. screwed it up.
(たくさん学びました。でも最終的には何というか、失敗してしまいました。)
Editor:I, uh, called over there for a reference, left word with some snooty girl, next thing you know, I got a fax from Miranda Priestly herself, saying that of all the assistants she’s ever had, you were by far her biggest disappointment.
And.. if I don’t hire you, I am an idiot.
You must have done something right.
(実はあなたについて聞くために、ランウェイに電話し、気取った感じの女性に伝言を残したんだ。そうしたら、ミランダ・プリーストリー本人からファックスを貰ったよ。
「今まで雇ったアシスタントの中で一番失望させられた」と。
「そしてね・・・もし、私が君を雇わなければ、僕はバカだと。」
「君の功績が評価されたんだね。」)

☆これを聞いたアンディは驚きと喜びの表情に変わります。ミランダの元から去る時は決して円満ではなかった。でも、最後の一文からミランダはアシスタントとしてアンディを認めていて、どんな辞め方であっても、その認めた事は崩さない気風の良さが伝わってきますね。これもとても好きなシーンの一つです。

<開始 約1:43’25>
アンディがエミリーに、不要となった洋服を引き取ってくれとお願いを電話するシーン。

Andy:Thanks, Em, I appreciate it. Good luck.
(ありがとう、エム。感謝するわ。頑張ってね。)
Emily:You have some very large shoes to fill.
(新しいアシスタントに向かって)抜けた穴は大きいわよ。

☆このシーンも、とても大好きです。エミリーが新しいアシスタントに向かって話す言葉から、エミリーもミランダと同じく、アンディをとても信頼していたのだなと分かります。
最初、エミリーはアンディを小馬鹿にしていましたが、アンディが努力してだんだん綺麗になり、またエミリーのミスをカバーするようになり、段々、同僚としての信頼関係を築いていく様子を映画の中で楽しんでください。

●「(to have big ) large shoes to fill」で、「(前任の人が素晴らしかったため)後任の人は重責を負い、高い期待に答えなければならない」という意味があります。

関西Actualizers(アクチュアライザーズ) プロフィール

2015年4月設立。経験を通じて、「海外留学や海外生活を考えている人たちの背中を押したい」と考える関西のグループです。 海外生活をする、外国人を迎え入れることにあたって知っておくと良い事や役立つ情報などを発信しています。
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